永田染工の染色プラントには、綛染めとチーズ染めの２系統がございます。
綛染めは高級素材で表情豊かな衣装糸を始め、染色が難しいとされるシルクなどを中心に小ロットから大口まで小回りを利かせた加工が持ち味です。チーズ染色は、尾州産地の先駆けとして昭和４８年に東レ(株)の技術指導のもと完成し、当時では珍しいパラレルボビンを採用して内層と外層の色差を少なくする技術を確立いたしました。５０年近いチーズ染色の歴史がございますので、大概の問題はクリヤーしております。このような技術をもとに天然繊維から合繊、複合繊維に至るまで、繊維の種類を選ぶことなくあらゆる素材を加工いたします。また、弊社は過去から現在に至るまで、膨大な色相及び染色データをシステム管理しているため、色の再現性の高さ、色づくりにも高い評価をいただいております。
∧